行政書士なんて、誰も知らない?
先日、行政書士いう立場を考えるうえで、今日は、チョット、ショッキングな
ことがありました
それは、予想以上に世間の人が行政書士という職業を知らないということです。
なので、今回はなぜそう思ったのかと、一般の人が行政書士をどのようにみて
いるのかについてお話ししたいと思います。
なお、文中における考えは全くの私の私見ですので、あしからず・・・
ほとんどの人が知らない? 行政書士の仕事の中身。
先日、仲間内の集まりがあり、その際に自分は現在、行政書士をしていると
紹介しました。
「あー、行政書士ね。」
といいはするものの、なぜかどうも話がかみ合わない。
よくよく、聞いてみると
その人の頭の中では、行政書士の仕事も、司法書士の仕事も同じ。
それだけでなく、税理士の仕事までもがごっちゃになっているのです。
そこで、もしやと思った私は
その時、集まりに来ている10人くらいの人に
「行政書士って何する仕事か知ってる?」
と聞いてみました。
その結果は
「許認可をする資格者だということは知っている」・・・2人
「何らかの手続きをする人だということは知っている」・・・4人
「名前だけ知っている」・・・2人
「知らない」・・・2人
という結果になりました。
驚くことに、つまり7~8割の人が、行政書士が何をする士業なのか
具体的に知らない、知られていないということなのです。
もちろん、これはあくまでも私の周りにたまたまいた人の答えなので、
すべてにこれが通用するとは思っていません。
しかし、仮にもっと多くの人にアンケートを取ったとしても、
実は今回の回答と、似たり寄ったりになるのではないかと思います。
実際、今でも、多少年配の方に対しては行政書士よりも
「代・書・屋・さん」
の方が、通りがよかったりします。
知られていないは、デメリット、?
では、行政書士の立場としては、
この事実をどうとらえればよいのでしょう?
1 「けしからん!」と憤慨する。
2 「しょうがない」とあきらめる。
3 「笑 う」
それぞれの方で考え方に違いがあるかと思いますが、
自分の考えとしてはこのどれでもありません。
では、どう考えているかといえば、それは
「どうでもいい。」
です。
そもそも行政書士にしろ、司法書士にしろ、その資格というのは
あくまでもその業務をしてよいという、お墨付きに過ぎません。
そしてたいていの方は、食べていくためのツールとして
これらの資格を選んだにすぎないわけです。
ですので、極端なことをいえば
「行政書士の人気や知名度がどんなに上がろうと
それだけで士業個人がうるおうほど単純じゃない。」
わけです。
それよりも、行政書士の登録をした後に
「どうやって稼ぐのか?
どうすれば、自分の生活を豊かにできるのか?」
ということの方が、よほど大事ではないかと思います。
で、現実には行政書士会も連合会も、そんなことは言いませんし、
そのような研修さえもしません。
彼らにとっては、会員個人がどのように食べていくか?
ということよりも、行政書士自体の知名度upや業域拡大の方が
重要なわけです。
たまに行政書士の中にも
「行政書士の地位向上が最優先!」
みたいなことを言っている先生がたまいて、仕事そっちのけで
そんなことばかりしている人もいます。
自分からすれば「アホなのか?」と疑いたくなります。
確かに制度として「行政書士の地位や知名度の向上を目指す!」
というのは、書士会などにとっては大事なのかもしれません。
しかし、会員個人にとっては、
それでメシが食えるようになるわけではありません。
特に、自分のような「融資」という
資格がなくてもできる業務を行っている人間には、
特にその感が強いわけです。
資格の知名度より大切なものとは?
こう書いてしまうとなんだか
「利益ばかり優先で、行政書なんてどうでもよいと思っているのか?」
と思われるかもしれませんが、そういう訳ではありません。
しかし、制度や知名度よりももっと重要なことがあります。
特に新人の方にとっては重要なことです。
それは
「一人一人が、この資格で食えるようになる」
ということです。
そのために必要ならば、制度改革だろうと
ほとんどお金にはならないADRだろうと、やるべきです。
仕事のために必要なら、セミナーにでるのもよいでしょう。
でも、本当にしなければならないのは「営業」ですよね?
最近の新人の方を見ていると、正面からこれに取り組まずに
会の仕事やセミナー参加ばかりしている人が多いのが気になります。
後、これは不思議と、新人の時を逃すとその後もずっと営業ができ
なくなったりします。
ですので、これから登録される方や新人の方は、今の時期だからこそ
逃げずに「営業する」ことから、はじめてください。
そしてもし、それで、仕事が取れるようになったら、行政書士の知名
度なんてどうでもよくなります。
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