行政書士になった理由は何?【その1】
あなたは行政書士になった理由を覚えてますか?
こんにちは、行政書士再生コンサルタントの引地です。
最近、登録された方は当然かもしれませんが、
10年以上同じ仕事を続けていると、記憶もあいまいになり
「あれっ、はじめになろうとしたきっかけって、何だっけ?」
なんてこともたまに起きてきます。
みんなが行政書士になったきっかけは?
最近も、ふっと開業時のことを思い出すことがあったので
ついでに最近の人たちがどんな理由で、行政書士を目指したのかが
チョット気になりだしました。
そんなわけで、以前、身近にいる先生をつかまえて聞いてみました。
その結果によれば
一番多かったのは、
「法律的な知識を使って他人の手助けができる仕事だから」
という回答。
そして、次に多かったのが、
「親や関係者が行政書士だから」
というものでした。
その他にも
「前の仕事でつながりがあったから」
「以前に士業の事務所に勤めていたから」
などという回答が多く見受けられました。
ただ、中には
「単に儲かりそうだったから」
「今の仕事をやめたかったから」
というドストレートな意見もあったりして・・・。
このように考えていくと、行政書士になった理由には
「もともとのあこがれを実現した系」と
「(家族や職場での)環境に影響された系」
によるものが多いようです。
自分が行政書士になつたときの状況
でも、自分がこの資格を取ったときはだいぶ状況が違っていました。
自分が資格を取ったのは、大学を卒業したばかりの約30年前で
まだ、試験問題に論文(というよりかは作文?)がある頃です。
採点も正誤解答問題と論文でそれぞれに分けられていましたように
思います。
また、世間一般の行政書士への認知度もさほど高くなく、
行政書士といえば、まだ多くの方が
「行政書士? あーあ、陸運局の前によくある代書屋さんね」
ぐらいにしか思われていなかった頃の話です。
では、なぜ、陸運局はおろか車にもまったく縁のない自分が
行政書士を目指したかといえば
「何か資格を取っておきたかったから」
この程度だったんです。
今の受験者のように高尚な理由も、社会的な使命感もない
今から考えれば本当にお気楽な感じ。
言ってみれば、箔をつけたかったくらいの感じあり、それが
自分にとっての第一歩でした。
では、行政書士になってなにが変わったか?
これについては次回にお話しします。
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