交流会の上手な使い方
こんにちは、行政書士再生コンサルタントの引地です。
今回は交流会に行った時のお話をしたいと思います。
私が参加したのは、主に20~40才台の経営者が集まる、よくある
「異業種交流会」というやつです。
ネットワークビジネスなどを除けば、どんな業種でもOKという
フリーなスタイルなため、保険屋を筆頭にコンピューター関連、
飲食業、通信業と幅広い業種が集まっています。
しかし、その中でもちょっと引くぐらいなのが、士業の多さです。
なぜ、交流会には士業が多いのか?
自分も参加した一人なので大きなことは言えませんが、20人程度
の小さな集まりであるにもかかわらず、その割合は群を抜いてい
ます。
士業にとって交流会は、最も営業しやすい場の一つなので、多く
の人が参加するのもわかりますが、
「こんなところで営業して効果あるの?」
と他人ごとながらに心配になります。
こういうと「じゃあ、お前は何しに行ったんだ!」との声が聞こ
えてくるようですが。私が参加した目的は100%「名刺の収集」の
ためです。
その場で仕事を取ろうという気は、ハッキリ言って0です。
せっかく参加したのになぜ営業の一つもしないんだと思う方もい
ると思いますが、それはこれまでの経験上、ほとんど仕事にはな
らないということがわかっているからです。
確かに、異業種交流会というのは、自分からいちいち会いに行か
なくとも、勝手に人が集まってくるので、手間が省けるという一
面はあります。
また、参加者もある程度、売り込まれるということがわかってい
るので、営業をしても無下に断られることもありません。
それでも、私はここで営業したいとは、あまり思いません。
なぜなら、ここに集まってくる人は自分の商品やサービスを売り
込むことで頭がいっぱいでと、人の話に耳を傾けようという人は
ほぼいないからです。
とはいえ、このような場であっても、確かに何十人もの人に話を
すれば、そのうちの1~2人くらいはまじめに話を聞いてくれる
かもしれません。
しかし、実際に限られた時間の中で、キチンとした話ができるの
は7~8人程度が限界です。
その中でアタリを引く確率はかなり少ないと言わざるを得ません。
そんなわけで、しばらく前から、自分は交流会では営業すること
をあきらめ、名刺を集めることのみに専念しています。
名詞獲得の場としての交流会の意味
名刺交換とワンポイントのPRだけだったら、時間もそんなにか
からないのではるかに効率的です。
では、何のためにそんなに必死に名刺を集めるのかといえば、
それは「DM」のリストつくりのために他なりません。
私の事務所では、営業戦略の一環としてHPの他、FAXDMの
送付ということをよく行っています。
FAXDMは、低コストでできるうえ、反応率がすぐにわかるの
で結構、重宝しています。
しかし、その場合に問題となるのが、FAX番号の入手です。
市販に出回っている名簿などには氏名・住所・電話番号は載って
いるものが多いのですが、FAX番号まで載っているものとなる
と、途端に数が少なくなります。
また、仮にFAX番号が乗っていたとしても、かなりの確率で
使い物にならない古いデータだったりもします。
でも交流会ならば、2~3千円の参加費で情報交換ができ、その上
ある程度まとまった数の名刺が手に入るので、それなりに元は取
れているのではないかと思います。
皆さんの中にも、営業目的で頻繁に交流会に参加される人もいる
のではないかと思いますが、少し視点を変えてこんな使い方をし
てみてはいかがでしょうか?
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