本人訴訟と、かかった費用と、その手間と【その1】
先日、ようやく裁判の決着がつきました。
こんにちは、行政書士再生コンサルタントの引地です。
実は、もう8ケ月前くらいからなのですが、個人的に裁判をしていました。
相手は、女性の元お客です。
なぜ裁判を起こしたのか?
なぜ、裁判になったかといえば、その原因は
「融資が成功したにもかかわらず、(成功)報酬を払わないから」
です。
この仕事をしているとたまにあるのですが、融資が出たのにこちらへの報
酬を支払わないという輩が現れます。
その理由は本人により様々ですが、そのほとんどは言いがかりです。
例えていうならば、飲食店で食事をしたのにかかわらず、
「自分の好みじゃなかったから金を払いたくない。」
といっているのも同然です。
おそらくこれから開業しようとされる方についても、いずれはこういう事
態が訪れるかもしれませんが、その時、あなたなら、どうしますか?
1 「とっとと、あきらめて、次の仕事に注力する」
2 「何とか支払ってくれるよう、粘り続ける」
3 「断固として、戦う」
そんなときにとるべき行動としては上のいずれかではないかと思いますが、
基本的に私の事務所がとる対応は「3」です。
なぜなら、
・ ここで弱腰になるとよくない評判が立つ。
・ それまでの労力がすべて無駄になる。
・ 道義的に許しがたい。
・ 融資の成功報酬は1件当たりの額が大きいので、捨て置けない。
などの理由があります。
しかし、何よりも一番許せないのが
「こちらの信用を裏切られた」
という気持ちです。
どんな仕事でもそうですが、特にコンサルというのは相手との人間関係が
重要です。
こちらとしては、相手のことを100%まではいかないまでも、それに近い信
用をしたうえで仕事をするわけです。
にもかかわらず、目先の金だけのために土壇場でそれを裏切るというのは、
許しがたいことです。
業種による反応の違い
しかし、この点については個人により、どう対応するかに大きな差があり
その差の違いは業種によってもあるようです。
たとえば、弁護士は当然としても、行政書士や司法書士のようないわゆる
単発型の仕事が中心の方というのは、このような場合、相手を徹底的に追
及する傾向が強いように感じます。
また、多少は、法律になじみがあるからというのもあるのかもしれません
が、おそらくはそれ以上に、
「報酬の取りっばぐれ = 生活が成り立たなくなる」
という部分もあるからではないかと思います。
これに対して税理士さんなどは、「取れなきゃしょうがない。」といった
あっさりした対応の方が多いように感じます。
「訴えるべきか?あきらめるべきか?」
この点については、私もだいぶ悩みましたが、今回のケースでは本人に反
省の色も、支払う気もまったくないようだったので、裁判に踏み切ること
にしました。
これまでも、過去に20万円程度の少額訴訟をしたことはあったのですが、
その時の裁判所側の対応は
「理論も、理屈も必要ないから、とにかく和解しろ!」
というものでした。
後日、よく調べてみると少額訴訟ではこのような対応が一般的らしいです。
これに懲りていた私は、同じく簡裁ではありますが、少額訴訟ではなく、
あえて通常訴訟の形式を選びました。
しかし、いざ、裁判が始まるとビックリすることが・・・。
これについては、次回以降で詳しくご報告します。
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