日本政策金融公庫と制度融資は、絶対、同時に申し込め!

こんにちは、行政書士再生コンサルタントの引地です。
前回のブログでは、
・行政書士の多くは、日本政策金融公庫ばかりで、信用保証協会付融
資である「制度融資」のサポートを行っていない。
・でも、依頼者にとっては、両方に対応できる人に頼んだ方がよい。
ということをお話ししました。
なので今回は、
「なぜ、日本政策金融公庫と制度融資の両方に対応できる行政書士に
頼んだほうがよいのか?」
の理由についてご説明いたします。
両方の融資を申し込んだ方がよい理由
理由1 同時に2つの融資に申し込んだ方が、時間の短縮になるから
日本政策金融公庫と制度融資。これら2つの融資はどちらも、
「申し込み」~「融資が出るまで」(これを「融資の実行」という)に
約1~1.5ケ月の時間がかかります。
なので、まず、最初にどちらかに申し込んで、その結果を見てから他方
に申込むのでは、トータルで3ケ月以上の時間がかかってしまうわけで
す。
しかし、これでは、OPEN予定日が決まっている場合や、許認可が必要
なケースでは、期限に間に合いません。
しかし、同時に申し込むことにより、どちらについても約1~1.5ケ月後
には、融資の結果がわかるため、その後の対応がしやすくなります。
また、専門家に手続きやサポートを依頼する場合も、別々に頼むよりも
1回で済ませた方が費用的にも安上がりとなります。
理由2 同時に2つの融資に申し込んだ方が、融資額を得ることができる
ようになるから
2つの金融機関に同時に融資を申込むと、もう一ついいことがあります。
それは、「どちらの金融機関からも融資が受けられる」ということです。
たとえば、それぞれの制度に1,000万円の融資を申し込んだとします。
そして、仮に800万円ずつが融資されたとしましょう。
すると、この場合には、合計で1,600万円の融資をうけることができる
こととなります。
では、これを別々に申し込んだ場合にはどうなるでしょう?
まず日本政策金融公庫から800万円の融資が出たとします。
すると、次の申込み先である制度融資からは800万円もの融資がでること
は、ほとんどありません。
なぜなら、その人はすでに
「800万円の融資をうけている」=「800万円の負債がある」
という見方をされてしまうからです。
なので、仮に融資が出たとしても、その額はわずかなものとなります。
このように2つの融資は同時に申し込んでも、別々に申し込んでも
さほど違いがないように思われますが、実際には得られる額やかかる時
間について、倍ぐらいの違いが生じてくることになります。
これ以外にも、同時に申し込んだ場合には
「スケジュールが作りやすい」、「許認可取得の対応がしやすい」
などのメリットがあります。
したがって、これから融資のサポートを依頼しようとお考えの方は、
「日本政策金融公庫と制度融資の両方に対応できるところなのか?」
ということにも気をつけてみてください。
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