「行政書士営業セミナー」実践報告
こんにちは、行政書士再生コンサルタントの引地です。
前回のブログでは約3ケ月にわたって開催した融資セミナーについての
お話でしたが、実はこれと並行してもう一つ別の企画を行っています。
それが 「営業ワーキングプログラム」 いう取り組みです。
今回、私が融資セミナーをするにあたって、事前に新人の方にいろいろ
とヒアリングをさせていただきました。
その中で、結構、要望の数が多かったのが、「仕事の取り方」、「営業
の仕方」についてでした。
この時のヒアリングは開業前~開業後1、2年の方を対象に行ったのです
が、こういった要望は、ほとんどが開業後半年~1年チョット経った方た
ちからであり、開業前や開業したばかりの方からはほとんどありませんで
した。
なぜ、こんな偏りが生じるのか?
これについて私なりにあれこれと考えてみたのですが、その結論として
2つの原因が考えられました。
まず一つ目は、
「開業前や開業したばかりの方は、なんとなく仕事が来るだろう」
程度で考えている方が多いということです。
そんな幻想はほぼ実現しないのですが、いかんせんこの世界に飛び込んで
きて半年もたたないうちは、「仕事が来ない。取れない」という実感があ
まりないのだと思います。
しかし、この状況がしばらく続けば、いやでも本人もあせりだします。
そして、そうなって初めて自分がどうやって食っていくのかということを
真剣に考えるようになるというのが、私の推論です。
そしてもう一つの原因として考えられるのが、
「登録したばかりの新人の方のほとんどが、融資が行政書士の仕事になる
ということを知らない」
ということだと思います。
昔の自分もそうでしたが、行政書士の登録をしたばかりの頃は相続、建設
、離婚などといった、いわば行政書士の代表のように語られる業務こそが
行政書士らしい仕事なのだと思っていました。
なので、当時は融資が仕事になるなど、つゆほども考えていませんでした。
最近でこそ、行政書士会もようやく融資や補助金について力を入れ始めま
したが、おそらく既存の業務のイメージで頭がいっぱいの新人さんたちに
は、やはりピンとこないのではないかと思います。
それはともかくも、今回の営業プログラムでは、主に融資のノウハウを軸
に仕事を獲っていく営業方法を学ぶだけでなく、自らその内容を実践して
もらうものとなっています。
なので、座学はほとんどなく、いきなり作業からのスタートです。
ちなみに、作業の内容としては
仕事の獲得先となるターゲットの選定・見込み先のリストの収集と作成、
自分なりの営業方法の決定・チラシの作成とDMの送付・反応があった先
への提携の申し込みや、サービスのオファー
となります。
また、仕事獲得の最短の目標期間は3ヶ月です。
とはいえ、仕事をとるといっても、いきなりそんなに簡単にできるもので
はありません。
なので、はじめはこちらが用意した見込みの高そうなターゲットに絞って、
まずは各々の方に300件ほどのリストを作ってもらっている最中ですが、
これが終わり次第、自分がしたいと思うサービスの内容にそったチラシを
作ってもらう予定です。
そして、そのうえで、ターゲットの企業にアプローチするというところま
でが、はじめの段階です。
参加した皆さんは、ここまで大変だとは思っていなかったらしく、かなり
苦戦しているようですが、自分の経験から言ってもこれが最も安定した仕
事の獲得ができる方法と考えています。
また、仮にすぐに結果が出なかったとしても、このリストやチラシは、
今後の彼らの大きな財産になると信じています。
始まったばかりの営業プログラムですが、進捗があり次第、皆さんにご報
告したいと思います。
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