業務に役立つレポートの作り方 その1

こんにちは、行政書士再生コンサルタントの引地です。
以前の回で、「顧客の獲得にはレポートが有効だよ」ということ
を書きました。
でも、「これまでレポートなんか作ったことなんてない」
という方も多いと思います。
そこで、今回は「仕事に役立つレポートの作り方」について
お話ししたいと思います。
どんなレポートがよいのか?
集客のためのレポートというと、何やらすごく難しいことを
書かなくてはならないと思いがちですが、そんなことはあり
ません。
実際、世の中に出回っているレポートの多くは
「チョットした内容を解説」した程度のものが大半です。
たとえば、「すぐできる犬のしつけ方」とか「人前であがらない
方法」などといったものです。
とはいえ、無料だからといって手を抜けば誰にも見てもらえませ
んし、配布することが却ってマイナスとなります。
ですので、無料とはいいながらも、もらった人が
「この情報が無料なの?」と思うぐらいのクオリティである必要
があります。
また、ボリュームについても5~6P程度のものではなく、でき
れば10~20P以上は欲しいところです。
よく
「自分が作ったレポートなんて欲しがる人がいるのか?」
という人がいますが、それは取り上げるテーマの内容によります。
自分では大したことがないと思っていても、興味のある人から見
れば強烈に欲しいものだったりします。
なお、こういったレポートを作成する上で参考になるのがアフェ
リエイターたちの作る記事やレポートです。
アフェリエイターとは、自分が紹介したものを買ってもらうこと
により、報奨金(いわゆる、キックバック)をもらって、小遣い
稼ぎをする人たちのことを言います。
彼らとしては、記事の中で紹介したものが売れてくれないと一銭
にもならないので、いかに買ってもらえる記事を書くかというこ
とに血道をあげています。
でも、ただ、商品をやみくもに紹介すればよいかといえば、そん
なわけではなく、そこには守らなければならない鉄則のような
ものがあります。
たとえば、「わざとらしいと思わせる内容であってはならない」、
「押しつけすぎる内容ではいけない」、「感想などは自分が実際
に試したものでなければならない」などです。
そんなわけで優秀なアフェリエイターの書いた紹介記事というの
は、非常に参考になります。
しかし、レポートは行政書士の方が仕事を獲得するために作ると
いう目標に沿ったものでなければならないわけですから、その内
容はどんな内容でもいいというわけにはいきません。
「仕事につながる内容」であることが、大前提となります。
仕事につながりやすいレポートとは?
では、どんな内容のものが仕事につながりやすいかといえば、
最も手っ取り早いのが、「その時にはやっているもの」です。
世間では、様々なことがその時々の話題となります。
「税制改正」、「空き家対策」、「airbnb」など・・・
これらの中で、まだ他の人が手を付けていないものまたは、まだ
さほど情報が出回っていないものを徹底的に調べてそれをレポー
トにすればよいわけです。
ただ、この方法は、そのブームが去ると、一挙に注目度も下がる
ので長い間は続けられないというデメリットもあります。
次にお勧めしたいのが「自分の専門分野」についての話題です。
これなどは、まさに行政書士にうってつけではないでしょうか。
特に、あまり一般的でない許認可の手続きや法令の解説などは数は
少ないものの、それを必要とするニッチな需要が必ずあります。
もし、まだ専門分野を持っていないという方であれば、これからし
たいと思っているものでもOKでしょう。
このようにレポートは一般の方の興味の強いもの又は、自分の得意
なものからしていくのが手を付けやすいのですが、これを実際に作
っていく場合にはある程度抑えるべきポイントもあります。
以下、具体的なレポート作成のポイントについては、次回のメルマ
ガでご紹介いたします。
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