行政書士になった理由は何?【その2】
こんにちは、行政書士再生コンサルタントの引地です。
今回は前回に引き続き行政書士の開業についてお話ししたいと思います。
難しくなった行政書士
最近の行政書士試験は本当に難しくなって、受験者の方も予備校に
行かなければ、なかなか合格が難しくなっている感じです。
では、自分が受験した当時の試験は、どうだったかといえば
試験問題も今よりははるかに簡単で
チョット法律をかじった人ならば、2~3ケ月で合格できる
そんなレベルでした。
合格率も、現在の倍くらいはあったと思います。
ですので、受験者の多くも、
「合格したからこれで食っていこう」
などという人は少なく、自分と同じく
「就職かなんかのときに役立つかな?」
程度の人が結構いました。
ところが、時は変わり
最近の行政書士試験は内容もはるかに高度になり、合格率も当時の
1/2~1/3という狭き門となってしまいました。
そんなわけで、最近の試験に合格して開業してきた人は
受験に対する意欲もまったく違うように思えます。
合格してもすぐに開業できないわけ
でも、その上で一つ不思議なことがあります。
それはこれだけ頭もよく、意識高い系の人達にかかわらず
開業後にすぐスタートできる人が少ないということです。
私は現在、ある一般社団に所属しているのですが、そこでは
新人の育成のようなことも行っています。
なので、その新人がどのくらいの期間で受注できたかをずっと
ウォッチしているのですが、
開業して自力で(紹介とか縁故を含まず)仕事が取れるように
なるまで、結構な時間がかかっているケースが多いのです。
その期間は
「平均して6ケ月」
位になります。
もちろん個人差もあり、中には、登録早々に仕事を決める人も
いなくはないのですが、
そのような方は少数派で、多くの人がなかなかスタートをきれずに
います。
極端なケースでは、1年近くたっているにもかかわらず1件も
仕事がないという方も・・・
長期間にわたって仕事が取れない理由には、いくつかの原因が
あります。
その中でも、意外と多いのが
「今、ある程度のお金を持っているから」
というものです。
お金があれば、それを使って、どんどん営業ができるように
思えますが、現実にはそうはなりません。
たいていの人はお金があると
「すぐに困っていないから、営業は今度でいいや」
ということになってしまいます。
つまり、今何とか食えてしまうので、
「恥ずかしいし、苦労の多い営業とかを積極的にしたくない」
という意識が働いてしまうのですね。
逆に、切羽つまっている人ほど早く仕事を決め、
その後も順調に伸びていくケースが目立ちます。
たしかに、はじめの一歩を踏み出すのは、大変です。
それに、具体的にどんなことをすればよいかを教えてくれる人
や場所もほとんどないかもしれません。
しかし、これは行政書士として、誰もが通る最初の壁です。
せっかく、はじめは高い希望に燃えていたのですから
できれば、この壁を越えて
「最初の1件を獲得」
してもらえればと思います。
なお、何をすればよいかまったくわからないという方については
お気軽にご相談ください。
これまでの経験から、多少のアドバイスはできると思います。
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