行政書士の副業【その2】
こんにちは、行政書士再生コンサルタントの引地です。
前回は、食えない新人行政書士のために「せどり」いう副業を紹介した
いうところまでお話ししました。
そして、できれば現在、行政書士をしている方にもお勧めしたいと言い
ました。
「せっかく、行政書士で食べているなら、副業なんて必要ないじゃん」
と思う方もいるかと思いますが、私はそれでもできればした方がよいと
思います。
そのわけは「行政書士の仕事が非常に不安定」なものだからです。
行政書士の仕事はなぜ不安定なのか?
ご承知の通り、行政書士の業務は許認可の取得をはじめとして、相続、
車関係、契約作成と多岐にわたります。
しかし、これらの業務に共通しているのは
「どれも、定期的に仕事が見込めるものではない」
ということです。
これは行政書士にかぎらず、税理士や会計士以外の士業の定めでもある
わけですが、安定といったものからはかけ離れた仕事です。
定期的にリピートが見込める建設業の業務にしても、次の更新には5年
の時間がかかりますし、そもそも、次も更新してくれるかどうかも最近
では非常に微妙な状況です。
つまり、明日、突然仕事が半分になってもおかしくない仕事なのです。
そんな中で、喉から手が出るほど欲しいのが「安定した収入」です。
私が行政書士として融資サポートという仕事をしながらも、せどりに興
味を持ったのも、すべてはこの「安定した収入」がほしいがためです。
ご存知の方もいると思いますが、融資サポートという仕事はその80%
くらいが成功報酬で成り立っています。
なので、いくら件数をこなしても、肝心の融資が成功しなければ、まと
まった金額にはなりません。
また、仮に成功したとしても、成功報酬が手元に入ってくるまでには、
それなりのの時間が必要となります。
このように収入自体は悪くはないのですが、収入が不安定になりがちと
いう欠点があるのが資金調達系の業務の特徴です。
また、もし、ケガなどで今の仕事ができなくなったり、仕事そのものが
できなくなる環境となったような場合(例えば、一定の資格がなければ
できなくなる)には、即、即メシの食い上げなります。
そんなわけで、私はしばらく前からいろいろな副業を試してきたのです
が、その中で残ったのが「せどり」というわけです。
なぜ副業にせどりを選んだのか?
では、なぜ、私はせどりを副業として選んだのか?
これについては、前回のブログでもお話ししましたが、いろいろな副業
の中で、せどりだけが「唯一、再現性があった」からです。
世の中には、アフェリエイト、アドセンス、ユーチューブ配信などとい
ったはやりの副業がありますが、どれも99%近くの人が元もとれずに
辞めていきます。
なぜこういうことが起こるかといえば、それは、こういった分野で稼ぐ
ためにはトップの1%に入らなければならないからです。
しかし、普通の人にはそんなことは、ムリです。
ましてや、行政書士の仕事の片手間などでできるものではありません。
しかし、せどりについては、はじめにキチンとしたやり方を学べば、
空いた時間を有効活用できるだけでなく、ごく普通の主婦でも十分に儲
けることができるほど単純なものだからです。
こう書くと、お金のためだけにやっているようにも思われるかもしれま
せんが、実はこのせどりの知識はお客のためにも役立っています。
これは、どういうことかといえば・・・
普段、私が相手にしているのは、ほとんどが創業者と零細の中小企業です。
お金に余裕のある人というのは、まずいません。
なので、この人たちに融資を受けさせてあげるだけでなく、経営の立て
直しなどの手伝いもするわけですが、ほとんどの会社は本業での売り上
げが芳しくないというのが現実です。
そのため、できるだけお金をかけずに、手っ取り早く、しかも効果の出
る方法で立て直しを図らなければならないのですが、そんな時によく活
用するのが「PPC広告」だったり「せどり」というわけです。
「PPC広告」とは、自分のサイトが検索で上位表示されるようにキー
ワードを1クリックいくらとかで買って、自分のサイトに閲覧者を誘導
する手法を言います。
しかし、これには、成果が安定するまでに時間がかかることと、本業の
商品に魅力がないと結果がでにくいという性質があります。
一方、「せどり」は、本業とは関係がないとはいえ、やり方さえ覚えて
しまえば「すぐに現金が入る」という特徴があります。
私もコンサルである以上、困っているお客から
「先生どうにかならないでしょうか?」
といわれ、何の提案もできないのでは、面目が立ちません。
そんなわけで、趣味と実益を兼ねていろいろと副業を試してきたわけ
です。
せどりは行政書士に役立つのか?
それでは、このせどりは行政書士がやっても、うまくいくものなので
しょうか?
よく、せっかく行政書士になったんだから、
「バイトはしたくない」
「前の仕事関係あることはしたくない」
「副業なんか、まっぴらごめん!」
という新人の方をよく見かけます。
確かにそれで生活できるなら、それはそれでまったく構いません。
しかし、通常、新人の方が積極的な営業をしないままならば、はじめ
ての受任まで3ケ月~1年かかるのが普通です。
※ もちろん、しっかり営業をしている方は別ですが・・・
この期間を乗り越えるためには、なりふり構っていられない。
というのが私の考えです。
そんなわけで、今回は、仕事もお金も行き詰まってしまっている方の
ためにあえて自分の体験も話させていただいたわけです。
とはいえ、ここでサラッと書いているほど、せどり自体が簡単という
わけではありませんし、そのノウハウの習得にはそれなりの時間と多
少のお金も必要です。
しかし、しっかりやればその分の利益が出るという仕組みとなってい
るのは間違いありません。
なので、せどりが行政書士におすすめできるかといえば、
「yes」といってよいのではないかと思います。
もし、あなたが収入的に厳しい状況にある、もしくは単に第二の収入
源に興味があるというのであれば、ご連絡ください。
もう少し具体的なお話しをさせていただきます。
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